音楽を言葉で表すのは簡単なことではありませんが、もし言葉で表すとしたら、音の持つ様々な性質を使って、それを時間の流れの中で、組み合わせて、感情や思想を表現したものになります。ですが、音楽の定義には、音による芸術から音による時間の表現など様々なものがあります。
西洋の音楽では、3つの要件(材料に音を使う・音の性質を利用して音を組み合わせる・時間の流れ中で音を組み合わせる)が必要とされ、そのため、メロディー・リズム・ハーモニーを持つものが音楽であると定義されているようです。さらに、音を聴いて、想像したり、楽しめたりすることのできる音全般を、表していることもあるようです。
基本的な音楽理論では、音というのは、上音を含まない純音や、弦楽器・管楽器・鍵盤楽器・声楽などで得ることが出来る倍音だけを上音として含む楽音、倍音以外の上音を含む噪音の3つに分けられると言われていました。しかし、現代音楽の分野では、従来の楽器でも特殊な奏法により、噪音を出したりすることもありますし、ノイズミュージックといった音楽もあるので、楽音イコール音楽ということではないようです。
どちらにせよ、音楽というのは、その字の通り、音を楽しむということなので、演奏するにしても、聴くにしても楽しくなければ、音楽ではありません。音楽の定義にはさまざまなものがありますが、いずれの場合でも本人が楽しければ良い音楽ですし、楽しくないのであれば、それは良くない音楽であると言えるでしょう。ですので、音楽の定義は、それぞれの人に、それぞれの音楽の定義があっても良いのかもしれません。