メロディーとは、ある長さ・高さを持っているいくつかの楽音が、前後に連続していて、それらがリズムに従い、連続的に演奏(進行)されることによって、音楽的内容を持つものを指します。西洋音楽では、リズムとハーモニーと共に音楽の三要素と言われているものの1つとされています。
旋律理論では、メロディーを、最初に現れた音をもとにし、反復または緊張という役割を持つ音が続き、解決をする音で終了するものと考えています。さらに、数小節の短いメロディーを1つの単位としてとらえ、長いメロディーを構成する各単位に、反復、緊張、解決という役割を与えることも出来るようです。
そして、一般的にメロディーは、音階や旋律などの音組織の上に成り立つと理解されています。特に、西欧の古典音楽における音階の選択では、調整が重視されており、和音の進行が大切にされています。また現在の西洋系の多くの音楽も、中には直感的に理解しにくいメロディーにしている楽曲もありますが、基本的に楽曲の中心になるメロディーを印象深くなるように、恣意的に作っているようです。
人間は、大量の音が含まれる音楽でも、印象的な音のつながりを直観的に認識して、メロディーとして楽しむことができると言われていますが、そのメロディーを生み出すということは、簡単なことではありません。作曲家は、魅力的なメロディーを生みだすために、日々考え、心の引き出しを充実させ、かなりの努力をしていると言われています