●リズム

リズムというのは、古代ギリシャで生まれた概念で、リュトモスが語源であると言われています。ちなみに、リュトモスという言葉は、一般的に古代ギリシャ語で、物の姿や形を示すのに用いられた言葉で、それが、やがて、音楽における1つのまとまりの形をリュトモスと、言うようになったようです。

定義的には、楽曲の流れに沿って、規則的に繰り返される音に強弱を加えたものであると考えられます。逆に言えば、拍に強弱をつけたものであるとも考えられます。また、西洋音楽においては、メロディ・ハーモニーと並んで、音楽の三要素と言われるものの1つになります。

リズムは、基本的に、楽曲全体に渡っていて、安定して繰り返される構造化されたものです。音の有無や強弱、時間配分などの構成要素を複雑に組み合わせることによって、感受可能な組み合わせとして表現されます。また、拍も大切になってきますが、リズム自体には、単純なものもありますし、複雑なものもあります。

音楽を聴いている人は、楽曲を聴きながら指でテンポをとって肩を揺らします。またライブなどで手拍子したりします。 この場合、強拍が無音であっても、楽曲を聴くうちに、無音部分にアクセントがあることを体感するという場合も少なくありません。音楽を聞いてる人は、音の有無ではなく、楽曲全体で繰り返されるパターンに反応しているのです。このように、リズムはとても強力な伝播力を持っているものであると言えます。


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