●純音とは

純音とは、サイン波のことで、特定の高さのみからなる基本の音のことを言います。音というのは、空気の振動ですが、純音というのは、その中で最も単純なもので、混じりけのない純粋な音ということです。例えるならば、音叉から出る音や、テレビやラジオから流れてくる時報などが、この純音にあてはまりますが、完全な純音というのは、理論の上でのことになるようです。また、音の振動の形態は、3つに分類することが出来ますが、純音は、そのうちの1つになります。ちなみに、他の2つには、楽音と噪音(そうおん)と呼ばれるものがあります。

ちなみに、音は、複合音と純音にわけることが出来ますが、複合音というのは、私たちが日常で耳にしている、人の声や、楽器の音などのことを言います。そして、この複合音は、純音が複数混ざって出来ています。また、純音には、倍音が含まれないので、音の高さが一定で単調です。ですから、音色の特徴はなく、空虚な印象を与えがちになります。ちなみに、倍音は、純音以外、つまり、複合音には、たいがい含まれています。

発生や器楽などでのフラジオレットやハーモニクスのような演奏法で生じる音には、ほとんど純音とみなせるものがあります。また、個人の耳によりますが、楽音の高さが、ある程度を越えていくと、可聴域に倍音が存在しないため、または存在してもほとんど聴こえないため、音源の種類がどのようなものであれ、純音に聴こえるようです。


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